こんにちはフラット7飯田中央店滝自動車です。
先日の久しぶりの大雪には参りましたね。
当社の前の国道でも坂道を登れない車が続出して大行列を作っていました。
他にもいろいろな所でスタックしたり大型車が止まったりなどがあり
改めて南信も雪国なんだなぁと実感しました。
お客様がアンテナ交換で来ましたが
今日のお客様は車の上に積もった雪を降ろす際に誤って車のアンテナを折ってしまった
車をもってきました。
「自分で取り付けようと思ったけど上手くいかなかったからやってほしい」
と言って
外した状態の壊れたアンテナと新品のアンテナを持ってきました。
「簡単には上手くいかないから車を置いて行ってもらいたい」
と言って代車をお貸ししましたがこれが結構考え物でした。
簡単にできない理由
さて、困りました。
というのもアンテナの交換ですが本来のやり方だと
①古いアンテナの後部に紐を付ける
②特殊工具を使い外部にあるアンテナステーを外す
③紐がドアの中から抜けないように注意して壊れたアンテナを抜く
④新しいアンテナに古いアンテナについていた紐を括り付ける
⑤その紐を手繰り寄せるようにしてアンテナをドアの内側にいれる
⑥ドアの内側から出てきたアンテナをラジオに付ける
というやり方をするのです。
つまり今回のように既に古いアンテナを抜いてしまった状態だとかなり大変です。
力づくでやればアンテナも簡単に折れてしまいます。
アンテナがドア内部で通る部分に曲面がありそこを上手く通す為に紐が必要となるのです。
試行錯誤の結果
そこである程度の柔らかさを持つ棒を使う事にしました。
ホームセンターで売っているサッシなどにつかう部品です。
これの先端に紐を括り付けてドアの内部に入れます。
数十分の格闘の末になんとか紐を通す事に成功しました。
こうなれば後は普通に取り付けるだけです。
紐を新しいアンテナに括り付けボディについた穴に通します。
以前アンテナに括り付けた紐が取付中に外れた事があったので今回は念のためにセロテープで補強します。
ただアンテナも一部プラスチックでできていますのであまり力を入れてしまうとプラスチックの部分が
へし折れてしまいます。
ここも抜いた時以上に丁寧に紐を手繰り寄せます。
どうにかボディから通す事に成功しました。
あとは端子をラジオに付けてアンテナステーを固定させれば完了です。
こうやって書くと短時間で完了したように思われるかもしれませんが試行錯誤をしながら行ったので
3時間ぐらいかかりました。
もしご自分でアンテナの交換を行おうとする場合はやり方をあらかじめ調べてから行く事を
おススメします。
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