こんにちはフラット7飯田中央店です。
先日の雪は凄かったですね。降る量はそれほどたいしたものではなかったですが
すぐに凍って地面が滑りやすくなっていました。
目の前の国道も長い行列ができ何台も救急車が通って行きました。
そして今朝も同じように大渋滞が発生していました。
事故もそうですがこういった路面が凍っていると思うようにブレーキが利かず
側溝に落ちてしまう事があります。
そういった場合にどう対処すれば車を救出できるかご紹介します。

①まずは状況を確認する

側溝に嵌ってしまったら周囲の安全を確かめてタイヤがどんな状態で嵌っているかを
確認します。タイヤが浮いているか側溝の底についているかを確認します。また車体も
確認できるなら一緒に見ておきます。
浮いている状態だと車のロアアームが地面にくっついてしまっている場合があります
スピードがある程度早い状態で側溝に嵌った場合、このロアアームを傷つけている場合が
あるからです。

②車を側溝から出す

まず作業をするにあたって安全を確保しなければなりません。ハザードを付けた後
三角表示板を設置しておきます。

そして次に自動車の救出です。
嵌った側溝が浅い場合、ハンドルを切って発進することで側溝から脱出する事ができます。
この場合、脱出した瞬間に急にスピードが出るので発進後はアクセルを直ぐ離しブレーキを
踏むことを準備していてください。

成人男性が3、4人ほどいれば車を持ちあげて救出する事が出来ます。
方法としては一人が車に乗りハンドルを操作し、残りの人間で車を持ちあげるというシンプルな方法です
自動車自体が約1トンですので十分持ち上がります。

側溝が深く、自分一人しかいないという場合はジャッキを使って脱出するという方法があります。
脱輪した側のタイヤと地面の間にジャッキをかませます。
車のどの辺にジャッキをかければいいかわからない場合は取扱説明書に記載されているのでそれを参考に
やってみてください。そしてタイヤが側溝より高い位置に来るまで持ち上げたらタイヤの下に板など
をかませます。
車に乗ってハンドルをゆっくりきって路面に復帰させればもう大丈夫です。

③JAFを呼ぶ

自分での作業が不可能だと判断した場合JAFやロードサービスをよぶという手段があります。
作業員の方はプロなので必ず脱輪から復帰させてもらえますが費用がかかります。
ただそれも任意保険にはいっていれば費用をかけずに済む場合がありますのですぐにJAFを呼ばず
まずは保険会社に連絡することをお勧めします。

脱輪し場合はそのあと必ず整備工場で見てもらいましょう
というのも脱輪の衝撃で自動車がどこかしら破損している場合があるからです。
ホイルが削れたりアライメントが狂ってハンドルをまっすぐにしても曲がって行ってしまう事
もあるからです。
足回りの部分は素人が見ても判断が付かない場合がほとんどなのでもし脱輪してしまったら
当社へご連絡下さい。

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