こんにちはフラット7飯田中央店滝自動車です。

これからさらに寒くなります

今日からまた寒波が激しくなるそうでよりいっそう寒くなるみたいです。
今年もあと数日で終わるのでなるべく雪が降らないようになってほしい
ものです。
ふと風越山を見ると頂上付近が雲で見えなくなっているので
「また雪が降りそうだな」
と心配する日が続きそうです。

オーバーヒートの思い出のアクティトラック

先日オーバーヒートについて記事を書きましたが
いつの間にかオーバーヒートをしていた、という事が以前あったのを
思い出しました。
その車はアクティトラックでした。

ある時お客様が来店して
「アクセルを踏んでもあまりパワーが出ない」
という事で来店されました。

白い煙に白濁としたもの

車をお預かりしてみた所
マフラーからの白煙や冷却水の減少などが見受けられました。
さらに水が流れるような音もしたのどうもエンジン内部冷却水が漏れているのが
わかりました。
レベリングゲージやオイルを入れる蓋に白濁としたものが付着していたので
ほぼ確定です。

ヘッドガスケットが原因?

この時点でなんとなくヘッドガスケット抜けが原因でオーバーヒートしたのではないか
と思われますが、まだ原因の断定はできません。
そこでラジエタープレッシャーテスターという道具を使います。
これは冷却数の漏れを調べるものでその名前の通り冷却液のタンクへ圧力を加えるものです。
これを使ってもし車外に冷却液が漏れずに圧力がさがるという状態になるなら
ヘッドガスケットが抜けている可能性がさらに高まります。

排ガステスターで原因を特定

そこで排ガステスターを使って測定してガスケット抜けを確定させます。
具体的な方法ですがラジエターから発生するガスを溜め、それを排ガステスター
で調べるというやり方です。
もし調べた際に未燃焼ガスが出ればヘッドガスケット抜けが確定します。

当時調べてた時には未燃焼ガスが出たためヘッドガスケット抜けが確定しました。

このヘッドガスケットという部品はそもそもエンジンのシリンダーブロックとシリンダーヘッド
というパーツに挟まれた薄い板です

丁度写真の上部に乗っている部品です。

破損した例としてこのような状態になります。

一見するとほんの少しの部分が削られていますが
それだけでも車には多大な影響が広がってしまいます。
人間と違って治癒能力のない車は一度壊れだすと自然には直る事はありません。

少しの違和感など感じたらぜひ一度車屋さんへ見てもらう事をお勧めします。

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