こんにちはフラット7飯田中央滝自動車です。
最近めっきり寒くなってきました。会社のシャッターを開けている
ときも白い煙を出す車を見かけ人間が寒い時に息を吐くのと似ている
なぁ、思うようになりました。

白い煙は良い煙?

この白い煙の正体は水蒸気です。車が寒い時には出ますが
車が温まると出なくなります。
しかしこれがマフラーからではなくエンジンルームから出ると話は
別です。

以前、エンジンルームから白い煙がでてしまっている車が
飛び込んできたことがありました。
「なんか水温計の警告灯がついているなぁと気が付いたら煙が・・・」
そのまま運転してくるのも驚きましたがとにかく
一旦車に作業が出来るまで待つことにしました。

ボンネットはかなり熱い

この時かなりボンネットの内部は熱くなっています。
冷却水が漏れているかもといってラジエターキャップを外そうとは
絶対にしないでください。
冷却水という名前ですが高温状態になっているので手や体にかかれば
大けがをするからです。

原因は?

車がオーバーヒートをしてしまう原因は色々とありますが冷えてから
車を調べてみると冷却用のファンが動かなくなっていました。
その為に水温が下がらずにエンジンがオーバーヒートを起こした
ようでした。
エンジンの内部には冷却水が通る穴が所狭しとあるのですがそれだけ
エンジンを冷やすことは重要なのです。
その冷却水が循環しなくなることはエンジンにとって致命的と言えます

今回原因となった冷却用の電動ファンは車のエンジンを冷却する機能を持つラジエターの前についています
一定の温度を超えるとエンジンの冷却水を冷やすためにファンが回ります。当然このファンが回らなければ冷却水は冷える事が出来ず
今回のような事態に陥ります。

いざ交換

さて冷却用のファンが動かなかったという事で原因のファンモーターの
交換を行いました。
車種にもよりますがグリルやバンパーなどエンジンの前方付近について
いるパーツを全部外さないと付けれないような車もあります。
たった一つのパーツを取り付けるのに半日以上時間のかかる車も
あります。
最終的に交換したファンが回り元の状態になったのでお客様に
返却をしました。

車のメーター内は特に重要な部分に異常が発生したものには赤い警告灯
が付くようになっています。
もしついてしまった場合は走行せずにすぐに車屋さんへ連絡しましょう。

 

 

 

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