この時期に聞かれる事
とうとう長野県でも雪が降るようになりました。と言っても実際に雪が降ったのは同じ長野県でも北部の方です。
タイヤ交換がほぼ完了した今なら多少雪が降っても大丈夫ですが出勤の時に車に乗り込むまでが寒くて意外と辛いです。
そしてこの時期に聞かれる事が多いのは
「暖機運転はした方が良いのか?」
という事です。
暖機運転とは
年配の方や古い車に乗っている人なら、
昔の車は寒い時期にははエンジンに力がなく、
吹け上がりも鈍くアクセルを踏んでも思うように走れないという事があったと思います。
そのため、気温が低い冬の時期だと
予めエンジンをかけて暖機を行い、暖まってから走り出す必要があったのです。
現在だと・・・
では、現在の車はどうかというと、特に暖機など気にしなくても普通に走ることができます。
これはエンジンの制御技術が進歩した結果寒い時でもエンジンの性能が落ちるといった事がないからです。
やらなくて良い?
ただし、エンジンの暖機が必要なくなったとはいえ、車自体は冷えたままです。
車の機能を100パーセントフルに発揮するにはやはり車自体は暖まっていた方がいいです。
ただ昨今の地球の環境にやさしさを求められている状態だと無駄なアイドリング行為は
あまり良くはありません。
暖機運転に代わって現在では走行暖機運転が推奨されています。
走行暖機運転とは
・エンジン始動から1分くらいで走行開始
・約2000rpmを上限にエンジンに負荷を掛けずに走行
・急発進(加速)、急ブレーキ、急ハンドルといったクルマの姿勢が変化する走りは禁物
・走行暖機時間は約10〜15分。油温70℃まではアクセル全開は御法度
といった走り方です。
これはエンジンを傷めずに車に乗る方法かつ環境にも負担をなるべくかけない方法です。
意外かと思われますが寒い時期はにミッションやサスペンションも痛みやすいのです。
この走り方は人間で例えると『準備運動』の類に相当するものです。
車を長い間乗りたいとお考えでしたら今度からこの走行暖機運転をお勧めします。
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